日本遺産に認定されたストーリーを構成する文化財は那覇市14件、浦添市11件、共同5件の合計30件。おもてなしスポットを巡って琉球文化を体感しよう!
1
伊祖城跡
いそじょうあと
- 国名勝・県史跡
- 浦添市
初期の琉球国の王統として栄えた英祖王の生誕地。琉球開闢神話のアマミクにより造られたグスクとの伝説も残る。
バス停/「浦添総合病院西口」バス停から徒歩9分
2
伊祖の高御墓
いそのたかうはか
- 県指定・有形文化財(建造物)
- 浦添市
英祖の父祖代々の墓。崖の中腹の洞穴を利用し、その前面を石積みで塞ぐ。県の有形文化財(建造物)として指定を受けている。
バス停/「浦添総合病院西口」バス停から徒歩5分
3
浦添城跡
うらそえじょうあと
- 国史跡
- 浦添市
13世紀に築かれ、14世紀には高麗系瓦ぶきの正殿を中心に、石積み城壁で囲まれた大規模なグスク(城)となった。後の王都首里の原型といわれる。
バス停/「仲間」バス停から徒歩6分
ゆいレール/「浦添前田駅」から徒歩13分
4
牧港テラブのガマ
まきみなとてらぶのがま
- 市史跡
- 浦添市
浦添の港であった牧港に残る舜天王にゆかりのある洞穴遺跡。伝説では12世紀後半に琉球に来た源為朝の子供が舜天であったと伝わる。
バス停/「牧港ブルーシール本店北側」バス停から徒歩5分
5
浦添ようどれ
うらそえようどれ
- 国史跡
- 浦添市
琉球王国初期の英祖王一族と琉球王国第2尚氏王統第7代目国王尚寧王一族の墓。
バス停/「仲間」バス停から徒歩10分
ゆいレール/「浦添前田駅」から徒歩15分
6
浦添城の前の碑
うらそえじょうのまえのひ
- 国史跡
- 浦添市
1597年に尚寧王の命により、浦添グスクから首里城までの道を整備した際の竣工記念碑。
バス停/「前田西入口」バス停から徒歩5分
ゆいレール/「浦添前田駅」から徒歩8分
7
中頭方西海道(尚寧王の道)
なかがみほうせかいどう
- 国史跡
- 浦添市
首里城と浦添グスクを繋ぐ古道。琉球王国第2尚氏王統第7代目国王、尚寧王の命によって改修されたかつての街道(石畳道)。
バス停/「茶山団地前」バス停から徒歩2分
ゆいレール/「浦添前田駅」から徒歩15分
琉球交易港図屏風
りゅうきゅうこうえきこうずびょうぶ
- 市指定(有形文化財)
- 浦添市
琉球王国時代末期の那覇港周辺の様子を描いた屏風。首里城は中国から戻った進貢船、薩摩役人の姿などが描かれている。
バス停/「美術館前」バス停から徒歩4分
旧首里城正殿鐘
きゅうしゅりじょうせいでんしょう
- 国重文
- 那覇市
琉球王国が交易で繁栄していた1458年に当時の国王尚泰久王が鋳造させた鐘。万国津梁とは、世界を結ぶ架け橋の意味。
バス停/「県立博物館前」バス停から徒歩すぐ
ゆいレール/「おもろまち駅」から徒歩10分
10
久米村周辺の史跡・旧跡
くめむらしゅうへんのしせき・きゅうせき
- 未指定(史跡)
- 那覇市
多くの文化遺産が残されていた久米村は、沖縄戦で廃墟となったが、天妃宮の石門だけが残り、かつての名残をわずかに留めている。
バス停/「久米」バス停から徒歩1分
ゆいレール/「旭橋駅」から徒歩5分
13
那覇港周辺の旧跡
なはこうしゅうへんのきゅうせき
- 未指定(史跡)
- 那覇市
港周辺にあった多くの名所・旧跡が沖縄戦で破壊された。今は王国時代の絵図と明治期の写真で往時の姿を概観することができる。
バス停/「那覇港前」バス停から徒歩2分
ゆいレール/「旭橋駅」から徒歩11分
14
上天妃宮跡の石門
かみてんびぐうあとのいしもん
- 未指定(史跡)
- 那覇市
天妃宮とは久米村にあった上下の廟で、航海安全の神である媽祖を祀っている。石門だけが残りかつての名残をわずかに留めている。
バス停/「久米」バス停から徒歩1分
ゆいレール/「旭橋駅」から徒歩5分
15
久米村600 年記念碑
くめむら600ねんきねんひ
- 未指定(記念碑)
- 那覇市
久米村に居住した閩人36姓は、琉球王国時代から政治・経済・文化の発展に大きく寄与した。それを顕彰し、松山公園内に記念碑が建立された。
バス停/「久米孔子廟前」バス停から徒歩2分
ゆいレール/「県庁前駅」から徒歩7分
16
首里城跡
しゅりじょうあと
- 国史跡
- 那覇市
琉球王国の政治、外交、文化の中心地。沖縄最大の木造建築物であり、日本と中国の建築様式が取り入れられている。
バス停/「首里城前」バス停から徒歩1分
ゆいレール/「首里駅」から徒歩15分
17
天使館跡
てんしかんあと
- 未指定(史跡)
- 那覇市
冊封使のための宿舎跡。第七宴「望舟之宴」として、国王が直接出向き金扇を贈り別れをしたと言われています。
バス停/「那覇ショッピング前」バス停から徒歩4分
ゆいレール/「旭橋駅」から徒歩7分
組 踊
くみおどり
- 国重文(芸能)
- 那覇市/浦添市
冊封使歓待のため1719年に初めて上演された歌舞劇。沖縄を代表する伝統芸能であり、国立劇場おきなわで保存振興が図られている。
【国立劇場おきなわで鑑賞できます】
バス停/「国立劇場おきなわ」バス停から徒歩1分
21
玉城朝薫の墓(邊土名家の墓)
たまぐすくちょうくんのはか
- 市史跡
- 浦添市
冊封使歓待のための踊奉行に任じられた玉城朝薫の墓。玉城朝薫は音楽・舞踊・台詞を総合的に取り入れた組踊を創作した。
バス停/「国際センター入口」バス停から徒歩9分
ゆいレール/「経塚駅」から徒歩5分
22
識名園
しきなえん
- 国特別名勝
- 那覇市
琉球王家最大の別邸。国王一家の保養や外国使節の接待などに利用された。1799年につくられ、翌年に冊封使が招かれている。
バス停/「識名園前」バス停から徒歩5分
23
御茶屋御殿跡
うちゃやうどぅんあと
- 未指定(史跡)
- 那覇市
1677年に琉球王国の王家の別邸として創建され、国王の遊覧や冊封使などの歓待などに使用された。その際に様々な芸能などが催された。
バス停/「金城町」バス停から徒歩8分
ゆいレール/「首里駅」から徒歩12分
※施設内に入る際は、管理者の許可が必要になります。
朱漆山水人物箔絵東道盆他43件(琉球漆器)
しゅうるしさんすいじんぶつはくえとぅんだーぶん
- 県・市指定(工芸品)
- 浦添市
琉球漆器は、琉球王国時代に冊封使の歓待や中国への進貢品として用いられていた、琉球王国を代表する美術工芸品。
バス停/「美術館前」バス停から徒歩4分
首里城銭蔵跡
しゅりじょうぜにくらあと
- 未指定(史跡)
- 那覇市
琉球王国時代に泡盛やお金などを管理・保管していた。現在は跡地に休憩所が造られ、泡盛関連のイベントなどにも利用されている。
バス停/「首里城前」バス停から徒歩1分
ゆいレール/「首里駅」から徒歩15分
首里城書院・鎖之間庭園
しゅりじょうしょいん・さすのまていえん
- 国名勝
- 那覇市
国王の執務空間であった書院、王子等の控え所であった鎖之間、これらの建物と一体となった城内唯一の本格的な庭園からなる名勝。
バス停/「首里城前」バス停から徒歩1分
ゆいレール/「首里駅」から徒歩15分
※現在は火災で焼失しています。
向姓家譜(邊戸名家)
しょうせいかふ(へんとなけ)
- 市指定(有形文化財)
- 浦添市
冊封使歓待のための踊奉行に任じられた玉城朝薫の経歴と一族の家系を記録した史料。玉城朝薫は音楽・舞踊・台詞を総合的に取り入れた組踊を創作した。